MCPからClaudeスキルへの移行と住宅用プロキシの活用
ユーザーはMCPを使用していたが、コンテキストの消費が大きく、PCが必要だったため、Claudeのサンドボックス内で動作するスキルに移行した。クラウドIPをブロックするAPIを使うためにプロキシを導入し、認証とドメインホワイトリストを設定することで、安全性を確保しつつ、PCから離れた場所からもClaudeスキルを利用できるようになった。
Key Points
- 1MCPはコンテキストを大量に消費し、PCが必要だった
- 2Claudeのサンドボックス内で動作するスキルに移行した
- 3クラウドIPをブロックするAPIに対してプロキシを導入した
- 4プロキシには認証とドメインホワイトリストを設定し、安全性を確保した
- 5PCから離れた場所からもClaudeスキルを利用できるようになった
Details
ユーザーはこれまでMCPを使用していましたが、2つの問題があったため、Claudeのスキルに移行することにしました。1つ目の問題はMCPがコンテキストを大量に消費してしまうことで、2つ目の問題はPCが必要であり、スマートフォンなどから利用できないことでした。 そこで、MCPをClaudeのサンドボックス内で動作するスキルに変換することにしました。これにより、Anthropicのインフラストラクチャ上で実行されるため、コンテキストの使用量が大幅に減り、どこからでも利用できるようになります。 ただし、ClaudeのサンドボックスはクラウドIPから実行されるため、RedditなどのAPIがそれらのIPをブロックしてしまう問題がありました。そこで、ユーザーの自宅ネットワーク上にプロキシを立ち上げ、リクエストをユーザーのIPアドレスから送信するようにしました。プロキシにはFastAPIコンテナ、Cloudflareトンネル、トークン認証、ドメインホワイトリストなどの機能を実装し、安全性を確保しつつ、APIへのアクセスを可能にしました。 さらに、ユーザーはClaudeに対して、新しいスキルを作成する際にこのプロキシを自動的に使用するよう指示できるようにしました。これにより、PCから離れた場所からでも、Steamゲームの検索やSpotifyプレイリストの作成、Redditの投稿sentiment分析などのタスクを実行できるようになりました。
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