# なぜ地域社会は Flock カメラを止めようとするのか――404 Media の Jason Koebler と語る

- 番組: [Tech Won't Save Us](https://ai-curator.jp/podcasts/shows/cmv40atyd00045j0z5a1wi7o7)（Paris Marx）
- 元のタイトル: Why Communities Want to Stop Flock Cameras w/ Jason Koebler
- 配信日: 2026年10月29日
- 長さ: 1時間2分
- 要約作成日: 2026年10月29日
- トピック: [#監視技術](https://ai-curator.jp/topics/%E7%9B%A3%E8%A6%96%E6%8A%80%E8%A1%93) [#Flock](https://ai-curator.jp/topics/Flock) [#ナンバープレート読取](https://ai-curator.jp/topics/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E8%AA%AD%E5%8F%96) [#プライバシー](https://ai-curator.jp/topics/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%BC) [#移民取締り](https://ai-curator.jp/topics/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E5%8F%96%E7%B7%A0%E3%82%8A) [#テック企業への反発](https://ai-curator.jp/topics/%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%8D%E7%99%BA)
- URL: https://ai-curator.jp/podcasts/cmvt7lyby00005z11p67sokkt

## 要約

Paris Marx が 404 Media 共同創設者の Jason Koebler を迎え、米国で拡大する監視カメラ企業 Flock への反発を論じた回。Flock は全米規模でナンバープレート読取カメラを連携させ、警察による ICE への協力、元交際相手へのストーキング、デモ監視などの悪用が公的記録から明らかになった。100以上の自治体が契約を解除した一方、業界側は反対運動を「中国の宣伝」と描く反撃に出ていると Koebler は述べている。

## ポイント

- Flock はナンバープレート読取カメラを全米でネットワーク化した企業で、Koebler によれば警察管轄区の約40%に導入され、a16z が出資している。
- 検索ごとに残る監査ログが情報公開請求で入手でき、2025年5月の ICE 関連検索の報道を皮切りに、各地で悪用事例が発覚した。
- 令状なしで検索でき、理由欄が空欄や曖昧な警官も多く、ログイン情報を連邦職員と共有した例もあるなど、説明責任の仕組みに抜け穴があると指摘された。
- Condor カメラやドローン、Flock OS など製品は人物監視へ広がっており、公開状態のカメラ映像など脆弱性の問題も報告されている。
- 反発は保守・リベラル双方から起き、100以上の自治体が契約を解除した。カメラの破壊や黒いゴミ袋での覆いなど実力行使も各地で起きている。
- Flock と支持者は偽情報キャンペーンや中国の影響という物語で応戦しているが、Koebler は反対派は技術をよく理解した人々だと述べている。

## 章立て

- [00:00] **番組導入とゲスト紹介** — データセンター反対運動と並び、Flock カメラへの反発が米国で広がっていることを Paris Marx が紹介する。
- [05:09] **Flock とは何か、どう広がったか** — ナンバープレート読取カメラを全国ネットワーク化した仕組みと、警察主導で導入が進んだ経緯、a16z の出資を説明する。
- [13:29] **反発のきっかけ：監査ログの公開** — 情報公開請求で得た監査ログから ICE 関連の検索が判明し、各地の報道や中絶検索の事例につながった。
- [20:00] **製品群と精度の問題** — Condor カメラやドローン、Flock OS など人物も追える機能と、誤認識や盗難車情報の更新漏れによる危険な停車を語る。
- [28:23] **ICE協力・デモ監視・脆弱性** — 287(g) プログラム経由の協力、No Kings デモ監視、DeFlock 運動、露出カメラや監査ログ流出などを論じる。
- [42:07] **なぜ Flock が標的になったか、自治体の対応** — Ring との違い、100以上の自治体の契約解除、破壊行為、警察の反応を紹介する。
- [53:33] **業界の反撃とテック反発の広がり** — 中国の宣伝という主張や CEO の火消しを紹介し、AI やデータセンターへの反発と合わせて総括する。

## 解説記事

米国で急速に広がる監視カメラ企業 Flock への反発について、Tech Won't Save Us のホスト Paris Marx が、404 Media 共同創設者の Jason Koebler に話を聞いた回である。Koebler は同社の問題を長く取材してきた。本稿は番組での発言に基づき、その要点を整理する。

#### Flock とは何か

Flock は、自動ナンバープレート読取（ALPR）カメラの会社として知られる。ALPR 自体は20〜25年ほど前からある技術だが、Koebler によれば Flock の新しさは、カメラを網の目のようにつなぎ、AI を備えた全国規模のネットワークにした点にある。撮影された車の車種やナンバー、通過した交差点、時刻、進行方向がデータベースに蓄積され、警察は人の移動の地図を作れる。

売り文句は盗難車の回収やアンバーアラート（児童誘拐の緊急警報）への活用だ。導入した自治体の警察は、自分の町のカメラだけでなく、他の町や他州のカメラも検索できる。これが有効性を高める一方、都市や州をまたいで追跡できる点で侵襲性も大きく高めたと Koebler は説明する。Flock は米国のみで事業を行い、a16z の出資を受けている。Koebler は、全米の警察管轄区の約40%に導入され、高速道路や橋、都市の入口にも設置されているため、米国では少し運転すればほぼ必ず見かけるほどだと述べた。

#### 反発の火付け役となった監査ログ

なぜ最近になって反発が強まったのか。Koebler は自社報道が連鎖を生んだと語る。Flock では検索のたびに、警官が理由を書いた監査ログが公的記録として残る。活動家から、これが情報公開請求で入手できると聞いた 404 Media は、イリノイ州の小さな町の記録に、ヒューストンやアトランタなど全国の警官による検索も含まれることに気づいた。ネットワークが全国共通だからである。

そこで、理由欄に移民取締りや不法移民と書かれた検索が ICE のために大量に行われていた実態が見えた。イリノイやカリフォルニアでは、ALPR を移民取締りに使うことは州法で禁じられている。2025年5月の報道後、イリノイ州務長官が調査を開始した。読者や地元記者が各地で同じ請求を始め、各地の悪用事例が次々に報じられた。デモの監視、元交際相手や妻へのストーキング、中絶をした女性を、虐待していた当時のパートナーの求めでテキサスの警察が8万台のカメラで検索した件などが挙がった。

#### 製品の広がりと制度の抜け穴

Flock は ALPR 以外にも製品を広げている。人を対象とするパン・チルト・ズーム式の Condor カメラは、駐車場や自転車道を歩く人を自動で追尾できる。Flock は顔認識はしないと表明していると Koebler は述べた。自動で 911 通報の現場へ飛ぶドローンもある。リアルタイム犯罪センター向けの Flock OS は、店舗の民間カメラなども取り込み、「パーカーを着た女性」「グレーの SUV」といった自然言語で映像を検索できる。

精度については二つの失敗があると Koebler は言う。一つは読取ミスで、改善しているという。もう一つは人為的ミスで、典型例がロサンゼルス市警だ。盗難届が出た車が見つかっても、管轄ごとのデータベースが連動せず「盗難」のまま残り、持ち主が銃を向けられる高リスクな停車を受ける事態が数百回あったと、監察総監室の調査を引いて語った。同市警は契約を終了した。

さらに、検索に令状は不要で、理由欄が空欄や「調査」だけの例も多い。287(g) プログラム（地方警察に移民取締りを認める制度）を通じて ICE が地元警察に検索を頼む、ログインを共有するといった迂回も報告されたと Koebler は述べた。ICE 自体は Flock と直接契約していないという。公開状態のカメラ映像、監査ログの黒塗り漏れによる情報流出など、システムの脆弱性も話題になった。

#### 自治体・警察・業界の反応

なぜ Ring ではなく Flock が標的なのか。Koebler の見立てでは、Ring は住民が便益を感じて自ら買う商品だが、Flock は地元自治体が契約するため、市議会やすぐ近所の議員に直接抗議でき、「変えられる」という実感がある。しかも目立つ柱に設置され、通るたびに監視を思い出させる。反対は保守側からも強く、「ビッグブラザー」への警戒がある。

100以上の自治体が契約を解除し、ボストン、デンバー、ロサンゼルスなど大都市も含まれる。ただしデンバーは Axon に乗り換えた。ダンウッディのように住民が怒っても契約が続く町もある。カメラを切り倒す、散弾銃で撃つといった破壊行為もあり、Koebler はそれを推奨しないとしつつ、市議会での抗議こそ効果的だと述べた。契約解除後も Flock 側が撤去せず録画が続く例では、自治体がゴミ袋や3Dプリントの囲いで覆ったという。警察の一部は撤去に同意したが、多くは「犯罪者を助ける」と反発した。

業界側は火消しに動いていると Koebler は述べる。CEO の Garrett Langley は友好的なポッドキャストで偽情報キャンペーンだと主張し、a16z 関係者やシンクタンクも擁護に回った。ある報告書は反対運動を中国のプロパガンダだと位置づけたが、Koebler はそれを AI 生成と強く疑っている。彼は、Flock は人員削減を行うなど窮地にあり、反対派を過激だと描いて嵐が過ぎるのを待つ戦略だと見ている。

#### まとめ

本回の核心は、監視技術が住民の合意なしに広まり、事後に自治体で是非が問われているという構図である。Koebler は、データセンターや AI への反発と同じく、技術が富や権力を持つ者から押し付けられているという感覚が根底にあり、地方議会への働きかけが実際に成果を上げていると述べた。

日本の読者にとっての注目点は三つある。第一に、監査ログという仕組みと情報公開請求が、監視システムの検証に使えた点だ。第二に、複数の組織をつなぐネットワーク型システムでは、データ管理や更新の不整合が現実の危険につながる点。第三に、反対運動が政治的立場を超えて広がった点である。なお、ここで紹介した数字や事例は Koebler の発言に基づくものである。

> この要約・解説記事は、元の音声の文字起こしをもとに AI（Claude）が日本語で作成したものです。出典: Tech Won't Save Us「Why Communities Want to Stop Flock Cameras w/ Jason Koebler」
