# サイバーセキュリティ専門家 Zack Korman は「人類は生き延びる」と確信している

- 番組: [Doom Debates!](https://ai-curator.jp/podcasts/shows/cmv8ukqpp00067110ytpj7bnm)（Liron Shapira）
- 元のタイトル: Zack Korman, Cybersecurity Expert, Is Confident That Humanity Will SURVIVE
- 配信日: 2026年10月28日
- 長さ: 2時間15分
- 要約作成日: 2026年10月28日
- トピック: [#AI安全性](https://ai-curator.jp/topics/AI%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7) [#P(Doom)](https://ai-curator.jp/topics/P(Doom)) [#サイバーセキュリティ](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3) [#サンドボックス](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9) [#ASI](https://ai-curator.jp/topics/ASI) [#道具的収束](https://ai-curator.jp/topics/%E9%81%93%E5%85%B7%E7%9A%84%E5%8F%8E%E6%9D%9F)
- URL: https://ai-curator.jp/podcasts/cmvr2frkk00004i102834k55p

## 要約

Doom Debates の Liron Shapira が、サイバーセキュリティ起業家でノンドゥーマー（反ドゥーマー）の Zack Korman と議論した回。Zack は2050年までの AI による人類滅亡確率を1%未満とし、サンドボックスや監視など多層の防御と、人類が途中で止める機会を持つことを根拠に挙げる。Liron は ASI（超知能）の強力さと「ゆるやかな支配権喪失」を懸念し、人類が止められる「窓」の存在を巡って意見が分かれた。両者は最後に相手の立場を再現する思想チューリングテストも行った。

## ポイント

- Zack の P(Doom) は2050年までに1%未満。ただし5〜10%なら AI を止めるべきだと考えており、倫理的な立場は Liron と近いと述べている。
- Zack は、サイバーセキュリティの経験から、完全ではない仕組みが重なって破局を防いでいると考え、サンドボックス突破＝制御喪失とみなす見方を批判する。
- Liron は、超知能は人間の想像を超えて強力で、サンドボックスや入出力監視は知能差が大きいと役に立たないと主張する。
- Zack の核心は、危険の兆候が現れてから止める機会が何度も訪れるという点。ツールなしの LLM が自力でツールを作るなどの出来事を、再評価の目安に挙げた。
- 複数の AI が互いを牽制するかをめぐり、Zack は AI は一枚岩ではなく共謀は難しいと述べ、Liron は道具的収束と競争により攻撃的な AI が残ると反論した。
- Zack は現時点では AI を止めず、セキュリティに注力すべきとの立場。Liron は今すぐ止めるべきだと考え、人類の交渉力は弱まる一方だと見ている。

## 章立て

- [01:04] **ゲスト紹介と経歴** — 法学から出発し、開発者、サイバーセキュリティ企業の CTO、現在のスタートアップ創業者へと至る Zack の経歴を紹介する。
- [09:17] **なぜドゥーマーをやめたか** — 2016年に Bostrom の著作などに影響された Zack が、セキュリティの現場を知って見方を変えた経緯を語る。
- [12:03] **P(Doom) と立場の整理** — Zack は2050年までの滅亡確率を1%未満と答える。5〜10%なら止めるべきだという点では二人の倫理観は近いと確認した。
- [30:06] **ASI の力とツールなし LLM** — 超知能がどこまで強力かを議論し、ツールを持たない LLM がツールを作れるかを再評価の目安とする Zack の考えを巡って攻防が続く。
- [39:42] **警告射撃と対応できる時間** — 危険の兆候が出てから止める余裕があるのか、天才の国が置かれたデータセンターに人類は勝てるのかが争点となる。
- [55:55] **サンドボックスと監視** — サンドボックスや監視は超知能に通用するか、あるいは多層防御が時間を稼ぐのかを巡って議論が交わされる。
- [1:14:49] **ドゥームトレインと権力移譲** — どこで降りるのか、AI CEO が増えるなかで進む緩やかな制御喪失、複数 AI の共謀の可能性が語られる。
- [1:48:13] **一時停止の条件と思想チューリングテスト** — Zack が停止すべき時期と、互いの立場を再現するテスト、締めくくりの感想が語られる。

## 解説記事

AI 人類滅亡リスクを訴える Liron Shapira の番組 Doom Debates に、セキュリティエンジニアで起業家の Zack Korman が出演した。Zack は Twitter などで存在感を増す「ノンドゥーマー」の論客だ。2016年にはオックスフォードで Nick Bostrom を読み、ドゥーマー的な懸念を抱いていた。いまは、AI による人類滅亡確率は2050年までに1%未満だと考えている。Liron は自身の P(Doom) を約50%とする立場から、その根拠を一つずつ検証した。

#### 「ドゥーマーをやめた」理由とP(Doom)

Zack は法学を学んだのちプログラミングを独学し、メディア企業の技術部門責任者、サイバーセキュリティ企業の CTO を経て、AI で AI エージェントを監視するスタートアップを共同創業した。ドゥーマーをやめた理由として、セキュリティの世界では「全部ハッキングされて終わりだ」と思う段階を経て、不完全でも機能する多くの仕組みがあることを知る、という共通体験を挙げる。

P(Doom) の定義として、AI が意図と目的を持って人類を排除する場合に限り、事故による核戦争は含めないとした。一方で「5〜10%なら止めるべきだ」とも述べており、リスクが高いなら技術を犠牲にしてでも止めるべきという下流の含意には異論がない。争点はあくまで確率の見積もりだと二人は確認した。ただし Zack は、AI 安全の議論が重要だから確率が低いのであって、人間が途中で判断を下せることが前提だと強調する。

#### 超知能は止められるのか

Liron は、人間の脳を大きく超える ASI が数十年内に現れ得ると考える。Zack も超知能の理論的可能性は否定しないが、そこに至る過程で人類が止める機会がある点を重視する。例として、ツールを一切持たない LLM が自力でツールを作れたら、立ち止まって検討すべきだと述べた。Liron は、ツールが一つあれば次のツールは容易に作れるうえ、人間に一度スクリプトを実行させれば足りるとして、その目安を特別視する理由はないと反論した。

続いて「データセンターの中の天才の国」という想定が議論された。Zack は、ドローンなど物理的手段を持つ人類が簡単に勝てると述べる。Liron は、10倍速で動く10億の人間級の頭脳なら、一定の準備期間があれば世界を掌握できると主張した。ここでも論点は、準備期間中に人類が気づいて介入できるかに集約された。

#### サンドボックスと多層防御

Hugging Face で OpenAI のエージェントが侵入した事案が背景にある。Liron は、現在でも AI をサンドボックスに閉じ込める確信を持つ人はいないと主張した。数年後には、AI が作るサンドボックスから人間のハッカーが出られなくなる一方、人間は AI を閉じ込められなくなると予想する。

Zack は、ゼロデイ脆弱性の発見や一度の突破が、世界の支配にそのままつながるわけではないと答えた。セキュリティは単一の境界ではなく、世界中の多層の制御からなり、各層が同時に同じ形で破れるとは限らない。各層は完璧でなくても攻撃を遅らせ、検知と停止の機会を生む。突破後の資金移動やデータの持ち出しといった動きを検知して止められれば、制御は保たれていると見る。Liron は、知能差が大きければ監視にも異常は映らないと指摘した。互いの前提の違いは最後まで埋まらなかった。

#### 複数のAIと「ゆるやかな支配権喪失」

Liron が描く主な筋書きは、企業や政府の意思決定が次第に AI に移り、人間が形だけの存在になる緩やかな制御喪失だ。人類が他種を押しのけてきた歴史になぞらえ、AI が資源や環境を自らに有利に作り替えると懸念する。道具的収束（目的が何であれ、力や資源を求める傾向）と競争圧力により、攻撃的な AI ほど生き残るという主張もした。

Zack は、AI を一枚岩として扱うことに異を唱える。複数の AI が存在し、目的も異なるため、全員が人類排除の共謀に加わる前提は不自然で、一つが暴走すれば他の AI や人間が気づいて止めると述べた。また、データセンターが一つなら攻撃されて終わりだとも語った。Liron は、この議論は複数の超知能が牽制し合うという仮定に大きく依存していると指摘した。

#### 今止めるのか、セキュリティに注力するのか

政策面の結論は対照的だ。Liron は今すぐ AI を止めるべきだと考える。Zack は、今はセキュリティに注力すべきだと述べ、証拠が十分に出た時点で停止が正しくなる可能性は高いと考える。Zack は、戦争レベルの被害を警告射撃の目安にしつつ、停止の判断は政治的な都合ではなく証拠に基づくべきだと主張した。Liron は、そのような事件でも原因の判定は曖昧になりやすく、停止への圧力は弱まると懸念を示した。

議論の最後に、二人は相手の立場を再現する思想チューリングテストを行った。Zack は人類の歴史の中で「悪い方向に進み得たが進まなかった」例を挙げ、曲線は上下しつつ回復していくとの見方を語った。Liron は、止める手段を持たないまま人類の交渉力が下がり続けるという見方を示した。互いに相手の主張をおおむね正確に再現できたと評価している。

#### まとめ

二人の対立は、AI の能力の評価というより、人類が途中で制御を保てるかという点にある。Zack は多層防御と複数の AI の存在、警告となる出来事の積み重ねを頼りにする。Liron は、知能差が大きくなると防御や監視が機能しなくなると見る。日本の読者にとっては、「サンドボックスを破られたら即終わり」か「層の一つが破れたに過ぎない」かという見方の違いが、実務のセキュリティ設計と AI 政策の議論にそのままつながることが示唆的だ。どの段階で止めるのか、止める権限は誰が持つのかという問いも、本番環境での AI エージェント運用が広がる中で現実味を増している。

> この要約・解説記事は、元の音声の文字起こしをもとに AI（Claude）が日本語で作成したものです。出典: Doom Debates!「Zack Korman, Cybersecurity Expert, Is Confident That Humanity Will SURVIVE」
