# 次を作る：Resendの「退屈な」メールを300万ユーザーへ育てた舞台裏と、エージェント向け開発（Changelog Interviews #687）

- 番組: [Changelog Master Feed](https://ai-curator.jp/podcasts/shows/cmv3z5c1q00125o1015pp7smg)（Changelog Media）
- 元のタイトル: Building what's next (Changelog Interviews #687)
- 配信日: 2026年10月23日
- 長さ: 2時間0分
- 要約作成日: 2026年10月23日
- トピック: [#AIエージェント](https://ai-curator.jp/topics/AI%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88) [#メール配信](https://ai-curator.jp/topics/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%85%8D%E4%BF%A1) [#Go](https://ai-curator.jp/topics/Go) [#MCP](https://ai-curator.jp/topics/MCP) [#API設計](https://ai-curator.jp/topics/API%E8%A8%AD%E8%A8%88) [#DX/AX](https://ai-curator.jp/topics/DX%2FAX)
- URL: https://ai-curator.jp/podcasts/cmvjx8zkj00014i11x1121bp3

## 要約

Changelog の Adam Stacoviak が、Resend の創業者兼CEO Zeno Rocha に取材した回。メールという地味な領域で300万ユーザー・10万有料顧客に到達した経緯、送信パイプのGo書き換え、受信機能（Inbound）やスパム対策、無料プランの考え方を語る。後半は、pricing.md や OpenAPI の .well-known 公開、RFCに沿ったレート制限ヘッダなど、人間と同等にエージェントを意識した開発論が中心となる。

## ポイント

- ZenoはWorkOS時代に「退屈な事業ほど強い」ことを学び、Stripeを手本に「email for developers」というシンプルな訴求で参入したと述べている。
- 送信パイプのみ約3〜4か月前にGoへ書き換え、Nodeで苦戦した大量配信の並行処理を改善した。段階的に展開し、公には初めて明かしたという。
- Claude や ChatGPT がResendを最も高額と誤答したのは、エージェントが価格スライダーを操作できないため。content negotiation で Markdown 版を返す対応で解決した。
- エージェント対応ではアニメーションアイコンやショートカットは無意味で、HTTP動詞、OpenAPI（JSON形式）、RFC準拠のレート制限ヘッダ、分かりやすいエラーなど基本が重要だという。
- スパム集団が数千ドメインで攻めてくる中でも無料プランは維持する方針。毎月3,000通、日次上限などで有料転換を促し、この日10万有料顧客に到達したとしている。
- 開発のボトルネックが開発者→PR→レビュー→CIへ移る中、PostHogのダウン票からドラフトPRを作る閉ループを試作している。

## 章立て

- [05:08] **なぜ退屈なメール事業なのか** — WorkOSでの経験とStripeへの憧れから、メール領域に挑んだ動機と「email for developers」の訴求を語る。
- [13:21] **アーキテクチャとGo書き換え** — AWS、CDK、SQS/SNS、Datadogの構成と、大量配信のため送信パイプをGoに移した経緯。
- [30:17] **CLI・MCP・受信機能** — 2026年に公式CLIを出した理由、MCPのOAuth対応の苦労、Inbound開発で「痛みを自分で感じる」姿勢。
- [54:56] **300万ユーザーと無料プラン** — ビルダーの裾野の広がり、スパム集団への対処、無料プランを残す理由、料金設計の反省。
- [1:15:47] **エージェント体験（AX）の作り方** — pricing.md、.well-known、RFCのヘッダ、CLIのJSON出力、細かな権限設計など、エージェント向けの工夫。
- [1:49:15] **AI活用と今後・採用** — 閉ループ自動化、ボトルネックの移動、働き方を問い直す姿勢、採用方針。

## 解説記事

Changelog Interviews の第687回では、ホストの Adam Stacoviak が、メール配信サービス Resend の創業者兼CEO Zeno Rocha（Dracula テーマの作者でもある）と対談した。ユーザー300万人、有料顧客10万に達した成長の裏側と、エージェントを人間と同じく真剣に想定して製品を作る方法が主な話題だ。

#### 退屈な市場を選んだ理由

ZenoはWorkOSで働いた経験から、シングルサインオンのような地味な事業でも、一度導入されれば顧客が離れず、従量課金で拡大収益も見込めると学んだという。自身はメールの素人だったが、開発者の考え方は分かると判断した。約10年ごとに開発者向けツールの新しい波が来るとも述べ、SendGridやMailgunが買収されたことを挙げた。

手本はStripeで、同社の初期ランディングページの「payment for developers」にならい「email for developers」を掲げたという。

#### 技術構成とGo書き換え

初期は「イノベーショントークン」をDX（開発者体験）に集中させ、React Email やNode SDKを整備した。インフラは多くがAWS上にあり、CDK、SQS、SNS、Datadogを使う。送信基盤についてはSESに依存してきたが、今後は自前化を進めるとしている。

最近、実際にメールを送るパイプだけをGoで書き換えた。数万〜数百万通の一斉配信は、Gmailに絞られないよう小分けにして間隔を空ける必要があり、Nodeでは並行処理に苦戦したためだ。数週間かけて段階的に切り替え、ユーザーに気づかれず完了したという。テストスイートがあれば言語は入れ替えられる、とも語った。

#### エージェント時代の製品づくり

今年1月以降、Claude CodeやOpusの登場で市場が変わり、CLIやMCPのないツールは使えないと感じるようになったという。公式CLIの提供が遅れたのは、端末からメールを送る需要は少ないと考えていたからで、ドメイン設定やログ確認の価値に気づき実装した。MCPでは、クライアントがOAuthを標準要求するため認証層の作り直しが必要だった。

象徴的なのが料金ページの件だ。ClaudeやChatGPTがResendを最も高いと答えたため調べると、エージェントはJavaScriptのスライダーを操作できなかった。そこで Markdown 版を用意し、content negotiation で返すことで解決した。

Zenoは、アニメーションアイコンやキーボードショートカットはエージェントには無意味だと述べる。一方で、HTTP動詞の正しい利用、OpenAPI仕様の公開、レート制限ヘッダのRFC準拠、具体的なエラーメッセージ、JSON出力の形などは効くという。OpenAPIを.wellknownにJSONで置いたのも、エージェントが探せなかったことがきっかけだ。権限もフルアクセスか送信のみでは粗く、エージェントは細かいスコープを求めるため再設計が必要だと語った。

#### 無料プランとスパム対策

スパム集団が数千ドメインで攻撃してくるようになり、無料プランの維持は難しいとZenoは語る。それでも、ブラジルで金銭的余裕がなかった自身の経験から廃止はしない方針だ。月3,000通・日100通の上限でバランスを取り、有料顧客が10万に達した。以前はLovableやBoltのサインアップ経由が多かったが、2026年1月以降はClaudeやOpenAIの推薦経由で、実際に課題を抱えた有料顧客が増えたという。

また、ケータリング会社の従業員や非エンジニアの起業家もResendを使っており、「開発者」の定義が広がったと述べた。料金体系も反省点で、コンタクト数課金は急成長するアプリ時代に合わないと見直しを進めている。

#### 自社製品を使い倒す姿勢

受信機能（Inbound）は、最も要望の多かった機能だった。Zenoは自分で痛みを感じなければ良い製品は作れないとして、数人のエンジニアと1週間こもって初期版を作ったという。全社会議の更新メールや投資家向け月次報告もResendで送り、リアルタイム共同編集の機能もそこから生まれた。

AI活用では、トークンを消費すること自体を目的にする風潮は嫌いだと述べる。代わりに閉ループを試作しており、アプリ内エージェントへのダウン票をPostHog MCPで取得し、セッションを分析してツール呼び出しや評価を直すドラフトPRを出す仕組みだ。開発のボトルネックが開発者、PR、レビュー、CIへと移り続けていることも語った。

#### まとめ

日本の開発者にとっての示唆は、エージェント対応が特別な技術ではなく、APIの基本の徹底だという点にある。標準RFCに従う、機械可読な仕様を見つけやすい場所に置く、エラーを次の行動が分かる形にするといった工夫は、すぐ自社APIに応用できる。AIが製品を推薦する時代には、自社の価格ページを実際にAIに読ませて確かめることも有効だろう。一方、無料枠と不正対策の綱引きは、サービス提供者共通の課題である。

> この要約・解説記事は、元の音声の文字起こしをもとに AI（Claude）が日本語で作成したものです。出典: Changelog Master Feed「Building what's next (Changelog Interviews #687)」
