# AIコンピュートはなぜ「長方形」で売られるのか — Modal CEO Erik Bernhardsson

- 番組: [Latent Space: The AI Engineer Podcast](https://ai-curator.jp/podcasts/shows/cmv3z5bz700015o10zwiyz4qc)（Latent.Space）
- 元のタイトル: Why AI Compute Comes in Rectangles — Erik Bernhardsson, Modal CEO
- 配信日: 2026年10月23日
- 長さ: 1時間25分
- 要約作成日: 2026年10月23日
- トピック: [#GPU調達](https://ai-curator.jp/topics/GPU%E8%AA%BF%E9%81%94) [#サンドボックス](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9) [#サーバーレス](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B9) [#AIインフラ](https://ai-curator.jp/topics/AI%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9) [#Forward Deployed Engineer](https://ai-curator.jp/topics/Forward%20Deployed%20Engineer) [#エージェント](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88)
- URL: https://ai-curator.jp/podcasts/cmvjx8uvb00004i11nzcqbnmw

## 要約

Modal CEOのErik Bernhardssonが、同社の成長の経緯、GPU調達の実態、サンドボックス事業の急成長について語った回。GPU容量が3年契約の「長方形」で売られる現状に対し、多数の顧客の需要を束ねて柔軟に提供する価値を強調している。FDE、コードレビュー、採用など組織面の話題も扱う。

## ポイント

- Erikは2年前から収益・ユーザー・利用量が少なくとも50倍になったと述べ、Stable Diffusionが最初の転機で、2022年11月の月100ドルから2023年1月の約3万ドルへ急伸したと振り返る。
- GPU調達はスポットや1年予約中心から、約25のクラウドとの3年契約が中心に変化。調達専任4人とベアメタル運用の約10人のチームを作り、容量は借りており購入はしていない。
- 最大のリスクは価格上昇ではなく価格の暴落だと述べる。高値で長期の供給を確保した事業者が打撃を受けるため、市場の買い占めには否定的な見方を示した。
- サンドボックスは2023年の公開後しばらく低調で、閉鎖も議論された。その後vibe coding、バックグラウンドエージェント、強化学習用途で急伸し、現在は売上の約3分の1を占める。
- 今後は短命なサンドボックス、スナップショット、フォークで、起動・停止の摩擦を減らす方向を重視。CIの全テストを個別サンドボックスで並列実行する構想を示した。
- FDEは年初の4人から約24人に増えたが、顧客対応で見つけた課題を最終的に製品機能へ変えることが目的だと述べる。コードレビューは任意で、CI/CDなどの整備に投資する方針。

## 章立て

- [00:00] **Modalの事業と創業の経緯** — Spotifyでの推薦システム開発とBetter.comでのCTO経験、Modalのアイデアが生まれた背景を語る。
- [06:10] **Stable Diffusionと初期の成長** — Stable Diffusionが最初のキラーアプリとなり、収益が急伸した経緯と、自己資金やSNSでの発信による成長を説明する。
- [13:30] **GPU調達とネオクラウド** — スポットから3年契約へ移った調達の変化、買うか借りるかの判断、価格暴落リスク、非NVIDIAアクセラレータへの見方を述べる。
- [32:10] **製品群とサンドボックスの急成長** — FunctionsとSandboxesの二本柱、サンドボックスが一度は閉鎖寸前から売上の3分の1になった経緯、今後の製品方向を語る。
- [43:20] **スナップショットとHugging Face事件** — スナップショットやフォークで実現したい世界、Anthropicとの連携、Hugging Face関連の件とセキュリティ対応を話す。
- [52:50] **開発者体験・FDE・組織運営** — エージェント時代の開発者体験、FDEの役割、プロダクトマネジメントへの考え方、IC重視やコードレビューの方針を述べる。
- [1:06:30] **オンプレ観・資金・今後の優先事項** — BYOCやオンプレへの見方、資金使途、採用計画と、容量・製品戦略・文化という3つの重点を語る。
- [1:18:20] **長方形の容量と需要の平準化** — 容量が長方形で売られる問題、期間変換としてのModalの価値、推論プロバイダが独立して存在する理由、LLMの将来を語る。

## 解説記事

Latent Spaceの本エピソードでは、AIインフラ企業ModalのCEO、Erik Bernhardssonがホストと対談した。Modalは推論、サンドボックス、バッチ処理などを支えるクラウド基盤を提供しており、Erikは2年前の前回出演から収益・ユーザー・利用量が少なくとも50倍になったと述べている。成長の背景、GPU調達の実情、サンドボックス事業の浮上、組織づくりまでが語られた。

#### Spotifyから「インフラを作り直す」へ

ErikはSpotifyで約7年間、音楽推薦システムの初期版を作り、Discover Weeklyなどの機能を立ち上げた。行列分解など計算負荷の高い仕事を通じ、AIアプリのインフラは使いにくいと痛感したことがModalの出発点だという。その後Better.comのCTOを5年務め、開発チームを数百人規模に育てた。

Modalは当初、クラウドでコードを簡単に動かすという汎用的な発想だった。転機は2022年秋のStable Diffusionで、月100ドルだった売上が、11月から12月に月2000ドル、2023年1月には約3万ドルへ伸びた。ErikはファイルシステムやコンテナランタイムまでゼロからPoD作った開発体験が、オートスケールという本番運用の課題にもそのまま効いたと説明している。既存のKubernetesやDockerは安定したバックエンド負荷向けで、高価なGPUや巨大モデルのロードには合わないという考えだ。

#### GPU調達と価格リスク

初期はスポットや1年予約が中心だったが、いまは約25のクラウドと、多くは3年の契約を結ぶ。調達専任4人、ベアメタル管理の約10人のチームを作った。容量は借りており、購入は否定しないが、ソフトウェア企業が重い資産を持つのは望ましくないとの立場だ。

Erikは価格上昇については、自社が固定価格の予約を多く持つため大きな問題ではないと述べる。むしろ懸念するのは価格の暴落で、高値で長期供給を確保した事業者が苦しくなるという。需要減と再販市場の消失が同時に起きる尾部リスクにも触れ、シルバー市場を買い占めようとしたHunt Brothersの例を挙げて買い占めに否定的な見方を示した。一方、2027年は非NVIDIAアクセラレータの年になるかもしれないとも語った。

#### 長方形ではない需要とModalの価値

タイトルの「長方形」とは、一定数のGPUを一定期間、固定で買う契約を指す。実際の負荷は1日の中で増減するが、容量は3年の長方形で、しかも数か月先から提供されることが多い、とErikは問題視する。Modalは数千の顧客の需要を束ねて平準化し、必要な分だけ細かく切り出して提供する。これを「期間変換」と呼び、開発者体験と並ぶ二つ目の価値だという。推論プロバイダがモデル開発者から独立して存在する理由も、モデルごとの需要変動を容量の再配分で吸収できる点に求めた。

#### サンドボックスは閉鎖寸前から売上の3分の1へ

LLMがコードを出力するなら実行場所が要るだろう、という発想で2023年にサンドボックスを公開したが、当初の売上は小さく、閉鎖も議論された。その後LLMがアプリ全体を生成できるようになり、LovableなどのVibe coding、Rampのバックグラウンドエージェント、強化学習用途で急成長し、いまは売上の約3分の1を占める。Erikは当初これほど伸びるとは予想しなかったと率直に認めている。

今後の鍵は摩擦の低減だ。現状は開発用マシンをクラウドに移す「リフト＆シフト」が多いが、長時間動くエージェントには、100ミリ秒で起動し、少しコマンドを実行して休止・スナップショットする使い方が合うと考える。CIでテストごとにサンドボックスを立てて並列実行する構想も語った。なお、Hugging Faceの件では、Modal上にデプロイされたアプリの脆弱性が足がかりに使われたと説明し、Modal自体が侵害されたのではないとしている。

#### FDE、組織、オンプレ観

FDEは年初の4人から約24人に増えた。性能チューニングや過剰リソースの見直しなどを行うが、目的はあくまで製品の穴を見つけて機能化することで、サービス事業化は意図していないという。従業員は200人超で年末に250人、来年は700人規模を見込む。マネージャーとICの威信に差はつけず、コードレビューは任意で、CI/CDやテストへの投資で担保する方針だ。オンプレやBYOCは古いセキュリティ観の反映だとして消極的だが、巨大顧客の要望や容量確保の手段としては検討余地を残した。

#### まとめ

この対談から見えるのは、AI需要の拡大がGPUの売り方と財務構造そのものを問い直しているという視点だ。日本の読者にとっては、長期契約中心の調達の裏にある価格リスクや、エージェント時代のインフラに必要な起動速度とスナップショットといった論点が参考になる。数値や見通しはErikの発言であり、事業者側の立場からの見方である点には留意したい。

> この要約・解説記事は、元の音声の文字起こしをもとに AI（Claude）が日本語で作成したものです。出典: Latent Space: The AI Engineer Podcast「Why AI Compute Comes in Rectangles — Erik Bernhardsson, Modal CEO」
