# 独占インタビュー：Automation Anywhere による boost.ai 買収の狙い

- 番組: [VUX World](https://ai-curator.jp/podcasts/shows/cmv3z5c18000u5o10xwpb42xf)（Kane Simms）
- 元のタイトル: Exclusive: Inside Automation Anywhere’s boost.ai acquisition plans
- 配信日: 2026年10月20日
- 長さ: 49分
- 要約作成日: 2026年10月20日
- トピック: [#会話型AI](https://ai-curator.jp/topics/%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E5%9E%8BAI) [#音声AI](https://ai-curator.jp/topics/%E9%9F%B3%E5%A3%B0AI) [#エージェント型AI](https://ai-curator.jp/topics/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E5%9E%8BAI) [#業務自動化](https://ai-curator.jp/topics/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%8C%96) [#M&A](https://ai-curator.jp/topics/M%26A) [#パーソナルエージェント](https://ai-curator.jp/topics/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88)
- URL: https://ai-curator.jp/podcasts/cmvggxhm400015o0zsg8p87wx

## 要約

Automation Anywhere が boost.ai の買収で合意した件について、boost.ai CEO の Jerry Haywood 氏と Automation Anywhere 共同創業者兼COOの Ankur Kothari 氏が Kane Simms 氏に語った回。会話型AI・音声AIと業務自動化を結び「会話から成果まで」を一気通貫で実現する構想、CXとITの力関係の変化、パーソナルエージェントの台頭への備えが議論された。買収は未完了で、完了は2026年第4四半期の見込みとされている。

## ポイント

- Kothari 氏は、boost.ai の会話型AI・音声AIとフロントオフィスの知見を、Automation Anywhere の業務オーケストレーションと結び「会話から最終成果まで」を実現できると述べている。
- 構想は、顧客オペレーション、従業員オペレーション、事業オペレーションの3系統の自律型ソリューションを単一プラットフォームで提供するもの。従業員向けは先に買収した Aisera が担う。
- Haywood 氏は、AI導入で力を増したIT部門と顧客対応部門の双方に一つのプラットフォームで訴求できる点が、買収の副次的な効果だと語った。
- Haywood 氏は今後12カ月でパーソナルAIエージェントが急拡大すると予測した。Kothari 氏はエージェント同士のやり取りは「確実」と述べ、チャネルやモデルに縛られない基盤の重要性で両氏は一致した。
- 成功する導入の条件として、Haywood 氏は明確な目的、成果への共同責任、自社の能力ギャップの把握、顧客ライフサイクル全体での設計を挙げた。
- Kane 氏は、CCaaS、CRM、CPaaS が裏側の配管やデータベース化し、顧客対話とAIオーケストレーションが中核になるという見方を示した。

## 章立て

- [00:00] **買収発表への反応** — 発表直後の従業員・顧客向けタウンホールの反応と、両氏の受け止めが語られる。
- [02:04] **今が統合の好機である理由** — boost.ai が自社の弱点を補う相手として Automation Anywhere を選んだ背景と、両社の補完関係。AI投資へのリターン要求と音声AIの成熟というタイミングも語られる。
- [07:38] **顧客の準備度と3つの自律型オペレーション** — 顧客対応の自動化率の実例と、顧客・従業員・事業の3系統の自律型オペレーション構想を説明する。
- [14:39] **業界の収斂とCXとITの力関係** — CCaaS、CRM、CPaaS各社によるAI企業買収の流れを議論し、クレジットカード紛失の例でマルチシステム連携の価値を示す。IT部門の影響力拡大にも触れる。
- [28:08] **パーソナルエージェントと今後12カ月** — Boost Camp を前に、パーソナルエージェントの普及、モデルやチャネルに依存しない基盤の必要性、エージェント同士の対話が語られる。
- [36:44] **意見の違いとタイムゾーンの利点** — 両社の見解の差異として、メッセージングの言語の違いと、欧州・米西海岸・インドにまたがる24時間開発体制が挙がる。
- [40:51] **成功する企業の条件** — アプリ内への会話組み込み、明確な目的、成果への共同責任などが示される。
- [47:17] **Kane の総括** — RAG中心だった生成AI活用の限界と、既存システムが配管化する未来像を Kane 氏が述べる。

## 解説記事

Automation Anywhere が boost.ai の買収で合意した。VUX World の Kane Simms 氏は、boost.ai CEO の Jerry Haywood 氏と、Automation Anywhere 共同創業者兼COOの Ankur Kothari 氏に話を聞いた。番組概要によれば、最終契約の発表は2026年10月7日、完了は同年第4四半期の見込みで、規制当局の承認などが条件となる。本稿ではその議論を整理する。

#### 「会話から成果まで」をつなぐ狙い

Kothari 氏は、boost.ai が最高水準の会話型AI・音声AI技術と、コンタクトセンターや規制産業での経験を持つと評価している。そこに自社の業務オーケストレーションを組み合わせ、「会話から最終成果まで」を実現するという。Haywood 氏は、boost.ai は優れたプラットフォームを持つが、顧客へ早く届け、価値を深める点に課題があったと述べた。システムやプロセスへの深いアクセスを持つ Automation Anywhere がそれを補うという。

タイミングについて Kothari 氏は、AIそのものを疑う段階は過ぎ、企業が「大きなリターン」を求めている点を挙げた。もう一つは、音声AIが自然で共感的になり、利用者に受け入れられた点だという。

#### 3つの自律型オペレーション構想

Kothari 氏が示した構想は、顧客オペレーション、従業員オペレーション、事業オペレーションの3系統を単一プラットフォームで自律化するものだ。顧客対応は boost.ai、従業員向けのIT・人事・調達は先に買収した Aisera、基幹業務は Automation Anywhere が得意とするという位置づけである。

具体例は、クレジットカードの紛失対応だ。会話で始まっても、不正対策、銀行システム、通知システムなど複数のシステムを横断して約90秒で完了させる必要がある。単に会話から簡単なワークフローを起動するだけではなく、こうした多段の処理まで担うことで、コンタクトセンターから「カスタマーオペレーション」へ発想が変わると述べている。Haywood 氏は、自動化する範囲を選べることが重要で、顧客の中には問い合わせの60〜70%を自動化している例もあると語った。

#### 業界の収斂とCXとITの力関係

Kane 氏は、NICE による Cognigy の買収など、CCaaS、CRM、CPaaS各社がAI企業を取り込んでいる流れを指摘し、最終的には各社がエージェント型の業務OSに収斂するのではないかと問うた。Kothari 氏は、CCaaSやCRMは記録システムの一つにすぎず、収斂は起きていると述べた。また、自社は守るべきレガシーの記録システムやシート課金を持たない点が強みだとした。

Haywood 氏は、過去2〜3年で組織内の権力がマーケティングや顧客運用側からIT側へ移ったという見方を示した。CRMやCCaaSの担当者向けに売るだけでは組織の半分としか話せないが、今回の統合でCX側とIT側の両方に訴求できるという。Kothari 氏は、AIはインターネットのように全部門に広がり、ITはガードレールとセキュリティを担い、各事業部門が価値創出を主導すべきだと述べた。

#### パーソナルエージェントへの備え

Haywood 氏は、今後12カ月でパーソナルAIエージェントが大きく普及すると予測した。自身も1日に約100回、エージェントと対話しているという。これまで諦めていた少額の返金も、エージェントが追い続けるようになり、企業への問い合わせが増えるという見立てだ。そのため、音声、メール、デジタルなど特定のチャネルや、特定のモデルに縛られない基盤を選ぶべきだと述べた。

Kothari 氏は、エージェント同士のやり取りは「確実」に起こるとし、15分ごとに処理が要求される世界に備える必要があると語った。さらに、会話をコールセンターに限らず、アプリや家電などあらゆるシステムに組み込む「会話から成果へのループ」を提示した。

#### 成功の条件と両社の違い

意見の相違を問われた Haywood 氏は、確定的な処理と確率的な処理のバランスを顧客が選べるようにする点で、両社の考え方は同じだったと述べた。差異が出るのは、技術部門向けとCX部門向けでメッセージの言語が違う点だという。一方、欧州に開発拠点が多い boost.ai と、米西海岸とインドに拠点を持つ Automation Anywhere が組めば、24時間の開発体制になる利点があるとも語った。

Haywood 氏は、導入を成功させる企業の条件として次を挙げた。

- 取り組む理由と目的が明確である
- 成果に対する顧客側の責任を持つ
- 自社の能力ギャップを理解し、丸投げしない
- 顧客ライフサイクル全体を見据える

Kane 氏は、生成AI活用の大半がRAG（検索拡張生成）に偏り、実際の業務は動かせていないと指摘した。そのうえで、CCaaSやCRMが裏側の配管やデータベースになり、顧客対話とAIオーケストレーションが中核になる未来を描いた。

#### まとめ

今回の議論から、会話型AIの競争軸が、対話の品質から業務システムを横断して成果を出す力へ移っていることがうかがえる。日本の企業にとっても、チャネルやモデルを固定しない設計、IT部門とCX部門の協働、AIで実現したい成果の明確化は、導入を検討する際の参考になる。なお、これらは買収が完了していない段階での両社トップの展望であり、実現の度合いは今後の統合の進展を見守る必要がある。

> この要約・解説記事は、元の音声の文字起こしをもとに AI（Claude）が日本語で作成したものです。出典: VUX World「Exclusive: Inside Automation Anywhere’s boost.ai acquisition plans」
